さて、コラムです。

さすがにこれを一番最初に読んでいる人は
いないと思いますので、他のページからの
事前情報があるものとして、書いています。

一回目でもありますし、
「で、再生生活って何?」と思った人もいるでしょう。
実は「再生生活」は、
今はやりのリフォームからはじまってます。
まあその辺は、コンセプトを読んでも感じる部分が
あると思いますし、 「再生」という言葉からも
ばれちゃうところです。
でも、はじめの時点から、なんとなく「再生空間」とか
「リノベーション」は違うような気がしていました。
で、今たちかえって考えてみても、
「空間」や「リノベーション」 という
「ハコ重視」の言葉は使わないでよかったと思います。
僕の本業は、空間デザインとかプロデュースなんで、
こんなこといっちゃあまずいんですが、
本当いうと最近、建築や空間の事を知れば知るほど、
「それだけじゃ何も解決しない」 という気持ちが
強くなっています。
というのも今の日本には、
その「ハコの中」で行われる「生活」と
それに 根ざした「文化」や「美意識」が
少なすぎる気がしているからです。
きれいな部屋で生活したい。
多くの人にとっては、当たり前の発想です。
でもそのハコというハードだけではない
「きれいな生活」という発想は、 なかなか出てきません。

「いいもの」とは、本当はひとりひとりが探すものです。
でも、その美意識の基準をどこに置けばいいか?
それが今の日本ではすごい難しい。
でも、生活の中の美意識を探求していくことで、
それに呼応した空間や建築、それにこれからの人生は、
「住む者、生きる人の手によって」
見つかってくるんじゃないかと思います。

ファッションと同じように、消費するものならいいです。
でも家は建てたら何十年か住むものなのに、
というよりも、
人生自体が長いスパンで考えられるべきなのに、
それに対応した文化が今の日本には少なすぎませんか?

だから僕は、本当に大切に出来る総てのものを、
もう一歩踏み込んで探していこうと思ってます。

さて、突然ですが、
第一回は「うどんや」です。